今年もアップルから新しい iPhone の発表がありました。
明らかになったネーミングも含め2019年のラインナップは、
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
となります。
参考: アップルスペシャルイベント
それぞれ、次の後継機という位置づけ。
iPhone XR → iPhone 11
iPhone Xs → iPhone 11 Pro
iPhone Xs Max → iPhone 11 Pro Max
地味に強調しておきたいのが、11シリーズから3DタッチというiPhone 6sから搭載されている指の押し込み具合で別の操作ができる機能が取り除かれました。
代わりにXRで登場したHapticタッチという似たような機能が全11シリーズに搭載されています。
さて、99%の顧客満足度を得てるというアイフォン。ユーザに好まれる機能の最適化も含め、新モデルが登場する度に止まらない進化を見せてくれるiPhoneですが、今回は一体どのような内容になっているのか気になるところ。
「そろそろ使っているスマホの買い替え時だしどのiPhoneを買うべきなのかなぁ?」
なんて嬉しい悩みを抱えてる方もこの時期は多いことでしょう。
そこで今回は、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max の中から自分にマッチするアイフォンを選ぶにあたり、考慮したいポイントや比較すべく機能項目などをシェアしたいと思います。
よろしければ参考にしてくださいね!
アイフォン11全シリーズ共通の考慮ポイント
違いを知る前に共通点もチェックしておきましょう。
まず、抑えておきたいのがスマホの頭脳とも言えるCPUの刷新です。
A13 Bionic チップ
iPhone XR / Xs / Xs Max では、A12という超高性能なチップが使われていましたが、それをさらに上回るA13 Bionicというチップが全11シリーズに搭載されています。
これだけで、iPhone 11シリーズはどれを選んでも現在発売されているスマートフォンの中ではトップの処理能力を持つ機種と言えるでしょう。
カメラ
11シリーズ共通で12Mピクセルの広角カメラと超広角カメラを搭載しています。
前機種のXRはシングルカメラでしたが、今回は通常機種の11でもデュアルカメラ仕様に進化。11 Proは望遠カメラを含めカメラが3つも搭載された3眼のトリプルカメラに進化しました。
耐水・防塵仕様
11全機種ともIP68という等級の防水・防塵に対応。XRはIP67でしたので通常版11は強化された形に。ただ、同じIP68でも11は水深2メートルで最大30分ほど耐えるのに対して、11Pro /11 Pro Max は水深4メールで最大30分ほど耐え得る性能となっています。
Apple Pay 対応
もちろん11全機種ともApple Pay 支払い対応です。
認証機能は全てFace IDを搭載。iPhone 11シリーズには廉価版という位置付のモデルは無く、エントリーモデルの11でも普通以上の性能で11Proは更にその上をいく機種と言えます。
iPhone 11 と 11 Pro および 11 Pro Max の違い(機能比較)
次に気になる機能比較。
ボディ素材や画質など細かな違いはありますが、iPhone11 と 11Pro / 11Pro Max の違いのポイントは主にカメラ機能と画面サイズに集約されます。
では、それぞれの違いを見てみましょう。
カメラ
iPhone 11:
デュアル12MPカメラ
超広角(13mm F値2.4)視野角120°
広角(26mm F値1.8)
動画撮影は4K 60fps
iPhone 11 Pro:
トリプル12MPカメラ
超広角(13mm F値2.4)視野角120°
広角(26mm F値1.8)
望遠(52mm F値2.0)2倍率
動画撮影は4K 60fps
iPhone 11 Pro Max:
トリプル12MPカメラ
超広角(13mm F値2.4)視野角120°
広角(26mm F値1.8)
望遠(52mm F値2.0)2倍率
動画撮影は4K 60fps
進化したカメラ機能のポイント
通常版 iPhone 11 は広角と超広角の2つのカメラが搭載されたデュアル仕様。11 Pro / 11 Pro Maxは広角、超広角。望遠の3つのカメラが搭載された初のトリプル仕様です。
iPhone 11は全シリーズ共通でボケ味の写真が撮影できるポートレートモードを搭載しており、画面側の自撮り用のフロントカメラでスローモーション撮影「Slofies」も可能に。
暗闇でも明るく写る「ナイトモード」機能が搭載。
明かりが乏しい暗い環境下でもバッチリ撮影できます。
写真撮影時にシャッターボタンを長押しすることで4Kビデオ撮影に切り替わる新機能「クイックテイク」が搭載。
11 Pro / 11 Pro Max は初の3眼カメラ搭載で、望遠、広角、超広角のアングルで本格的な写真・動画撮影ができる。また、望遠カメラでもボケ味のある写真が撮れるポートレートモードに対応。
画面・ディスプレイ
iPhone 11:
大きさ6.1インチ
Liquid Retina HD
iPhone 11 Pro:
大きさ5.8インチ
Super Retina XDR
iPhone 11 Pro Max:
大きさ6.5インチ
Super Retina XDR
新しく登場した11 Pro / 11 Pro Max のSuper Retina DXR ディスプレイは、前機種のXs と比較して明るさが30%アップ、エネルギー効率15%アップ、コントラスト比が2倍になりました。
画面が大きい順は、iPhone 11 Pro Max → iPhone 11 → iPhone 11 Pro となります。
本体サイズと重さ
iPhone 11:
150.9mm × 75.77mm × 8.3mm
194g
iPhone 11 Pro:
144.0mm × 71.4mm × 8.1mm
188g
iPhone 11 Pro Max:
158.0mm × 77.8mm × 8.1mm
226g
大きくて重い順は、iPhone 11 Pro Max → iPhone 11 → iPhone 11 Proとなり、片手操作も可能で画面も大きい iPhone 11がいいとこ取りのモデルと言えますね。
バッテリー駆動時間
iPhone 11:
10時間(XRより1時間ほど長持ち)
iPhone 11 Pro:
11時間(Xsより4時間ほど長持ち)
iPhone 11 Pro Max:
12時間(Xs Maxより5時間ほど長持ち)
バッテリー持ち時間がiPhoneの中で一番長かったXRよりも11は1時間ほど駆動時間が向上。11Proシリーズに関しては4〜5時間も駆動時間が向上しており、大きなポイントです。
ストレージ容量と価格
発売されるラインナップの容量と値段(税別)は次の通り。
iPhone 11
64GB:¥74,800
128GB:¥79,800
256GB:¥90,800
iPhone 11 Pro
64GB:¥106,800
256GB:¥122,800
512GB:¥144,800
iPhone 11 Pro Max
64GB:¥119,800
256GB:¥135,800
5162B:¥157,800
11の最大容量モデルは256GBで、11Pro/11Pro Maxの最大容量モデルは512GB。
展開カラー
iPhone 11:
ブラック、ホワイト、イエロー、レッド、パープル、グリーンの6色。
iPhone 11 Pro / 11 Pro Max:
シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ミッドナイトグリーンの4色。
今回の新色は11のパープル、グリーンと11Pro/11Pro Maxのミッドナイトグリーンです。
買うならアイフォン11か11Pro/11Pro Max? 正しい選び方
スマートフォンとしての性能は11シリーズ全て素晴らしい内容です。
上位機種 iPhone 11 Pro のウリは主に3眼カメラの存在。
- 通常の広角カメラ
- 2倍率の望遠カメラ
- 120°視野角の超広角カメラ
ボケ味の効いた写真が取れるポートレイトモードは、通常カメラと望遠カメラでも利用可能。
写真を取るときにシャッターボタンを長押しすることで即座にビデオ撮影を開始する新機能「クイックテイク」も加わっており、3眼の異なったレンズを活かした高画質の4K撮影がもっと身近になる仕組みが備わっています。
今回「Pro / プロ」と名前が付いている iPhone 11 Pro / Pro Max ですが、噂されていた USB Type-Cもなく、従来のiPhoneと同じLightningケーブルのまま。また、対応が期待されていた Apple ペンシルが使えるわけでもありません。
つまり、カメラが3眼になった以外に目新しい新機能はあまり無い印象。
ただ、カメラの性能、超高画質の画面、最新のA13チップ、バッテリー駆動時間などは、さらなる進化を遂げており、総合的なスマートフォンとしての性能は iPhone 11 Pro / 11 Pro Max が今年発売されるスマホの中でピカイチなのは間違いなし。
外観は従来のiPhoneとほぼ同じ11 Pro ですが、中身は我々が想像する以上に超高性能でハイパフォーマンスなスマホな訳です。
現在発売されているスマホの中で最高のカメラ機能(写真・動画撮影)が備わった機種が欲しいのであれば iPhone 11 Pro / 11 Pro Max は間違いなく「買い!」の一品。
カメラの性能に強いこだわりは無く、今使っている古いスマートフォンを新しく買い替えたいのであれば、通常版の iPhone 11 で十分過ぎるほど満足できるはず。
通常版の iPhone 11 でさえ、発売されているスマホの中ではトップクラスの性能。もう11は廉価版と言える代物ではありません。11 Pro はシンプルにカメラ機能が凄すぎる訳です。
つまり、オススメの正しい選び方は、
- 両手で操作することに差し支えがなく、常に最新で大画面のベストなアイフォンが欲しい人は「iPhone 11 Pro Max」
- 写真・動画撮影などカメラ機能重視で、現段階で存在するスマートフォンの中から使い勝手も含めベストな一台が欲しい人は「iPhone 11 Pro」
- 写真撮影に強いこだわりは無いが、何でも一通り平均以上にできて高性能で総合的に優れたスマートフォンが欲しい人は「iPhone 11」
ちなみに個人的に今回は iPhone 11 の256GBモデルに買い換える予定です。色はブラック!
iPhone 11シリーズの予約開始と発売日について
さて、毎年早いもの勝ちの新アイフォン。今年は増税前に発売されるのでそのタイミングでゲットしたいところ。予想される人気色は11Proシリーズならミッドナイトグリーン。
希望のカラー・機種が欲しい人はオンライン予約が確実です。スタンバイして余裕を持って臨んでくださいね。
今回は全11シリーズとも予約受付の開始日、発売日は同じです。
iPhone 11 / 11 Pro / Pro Max
予約開始日:2019年9月13日(金)21:01より
発売日:9月20日(金)
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それでは、Good Luck!