iPhone 5s から搭載のTouch IDや iPhone 7で登場したTapticエンジンなどの新機能でホームボタンの利便性は飛躍的に向上していっていますが、ロック画面の解除等セキュリティー設定の基本である「パスコード」の存在は未だ変わっていません。
iOS9まで4桁だった初期状態パスコードの桁数もiOS10からは6桁に増えており、その重要性が伺えます。
そんなiOS10のパスコードですが、セキュリティーの強度を高めるために、様々なカスタマイズが出来る事を知っていますか?
大切な個人情報の塊であるスマートフォン。
ですから「パスコード」はシッカリ設定をして万が一に備えるべき!
そこで今回はiPhone iOS10のパスコードのセキュリティを高める設定の方法をご紹介します。
パスコードのセキュリティ強度を高める設定方法
iOS10では初期状態でのパスコード桁数が6桁に増えましたが、これだけでは絶対に安全とは言えません。
次の方法でしっかりと設定をしてセキュリティをより強固にしておきましょう。
パスコードをカスタマイズしよう!
入力のパスコード設定をカスタマイズすることで、英数字コードの設定や数字コード桁数を増やすことができますから、パスコードがより強力になり、大事な個人情報を守るセキュリティ強度が格段に上がります。
設定の手順。
まず、ホーム画面「設定」の「Touch IDとパスコード」から「パスコード変更」をタップ。
次に「古いパスコードを入力」を入力したら「新しいパスコードを入力」画面が表示されますから、その下にある「パスコードオプション」をタップ。
そうすると以下のオプションが表示されるので、
- カスタムの英数字コード
- カスタムの数字コード
- 4桁の数字コード
どちらか一方のカスタムコードを選択しましょう。
ここでは「カスタムの英数字コード」で進めます。
「カスタムの英数字コード」をタップすると入力画面が表示されるので英数字の組み合わで新しいパスコード・パスワードを入力。そして確認用にパスコードを再入力して「完了」をタップ。
以上で設定は完了。
今後はパスコード入力が必要な画面で英数字のパスコードを求められるようになります。これでiPhone のセキュリティ強度が格段に上がりました。
さらにセキュリティを高める「データ消去」
iPhoneには、個人情報を徹底的に保護するため、パスコードの入力に10回失敗するとiPhone上のすべてのデータが消去される「データを消去」機能が搭載されています。
「データ消去」機能の設定手順。
ホーム画面「設定」の「Touch IDとパスコード」の一番下にある「データを消去」を有効にして「使用」をタップする。
※10回パスコードの入力に失敗するとデータが抹消されるので注意しましょう。
これで、パスコードのセキュリティでは最強度のiPhoneになります。
まとめ
身近な人にもロック画面を勝手に解除されるようなことは稀にあるようですから、強固なパスコードで設定をしておきましょう。その際に設定パスコードは忘れないようメモをとって大事に保管しておくことが大切ですよ。