Life goes on. 時は流れ今や小学生でもスマートフォンを持つ時代になりました。
しかし、技術の進歩が早すぎて、実は大人たちもリスクについてよくわからないまま、せがまれるまま、子どもにスマートフォンを与えてしまっていませんか?
おもちゃ屋さんで「おままごと」玩具の中に木製のスマートフォンを発見したぐらいで驚いていた私は、いまだランドセルを背負った子ども達がスマホ操作に熱中しているのを見るたび「こんなに小さいうちから大丈夫なのかな?」と、微妙な気持ちになります。
事実、情報セキュリティメーカーのデジタルアーツが2016年1月に実地した「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」によりますと、何らかの携帯電話を持つ未成年(10歳〜18歳)のスマートフォン所有率は70.6%と驚くほど高いものでした。
参考デジタルアーツプレスリリース「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」
上手く利用すれば大変便利なスマートフォン。
ただ、使い方次第で子供たちにとって有害なモノになり得るので細心の注意が必要ですよね。
最近ではスマートフォンの中でも比較的セキュリティのリスクが低いといわれているiPhoneを持っている子どもが急に増えているように感じます。(親の型落ちを使ってるのかな?ホント贅沢だよなぁ〜)
そんな訳で、今回は子どもにiPhoneを安全に使わせる為に親ができる3つの事をご紹介します。
子どもにiPhoneを使わせる機会があれば是非お試しください。
その1.有害サイトから子どもを守る「 i-フィルター」を使う
好奇心旺盛な子供たち。渋々スマートフォンを持たせたけど何かと心配してしまう保護者の方は多いかと思います。そこでiPhoneを安全に使わせるため、この「i-フィルター」というアプリは必ずインストールしておきましょう。
このアプリは、ネットサーフをしていると遭遇してしまうアダルトサイトや出合い系サイトなどの有害サイトをブロックしてくれるので、安心して子供にiPhoneを使わせることができます。
i-フィルター 無料ダウンロード
有害サイトにアクセスしようとすると「このページは見られません」とメッセージが表示されてアクセスできなくなります。
この「i-フィルター」はペアレンタルコントロールという保護者側で閲覧の利用制限がかけられるフィルタリング機能が備わっており、携帯電話会社の有害サイトをブッロクするサービスが効かないような無線LAN(Wi-Fi)のアクセス環境下でも強力に有害サイトをブロックしてくれるのでお勧めです。
その2.子どもが勝手にアプリ課金できないように設定
子供がiPhoneを使うとき、無意識のうちゲームなどアプリのApp課金を勝手に行っていて請求額が凄いことになるケースが考えられます。それを避けるため、App課金ができないように設定をしておきましょう。
App課金をオフにする方法
1.ホーム画面から「設定」を選んで「一般」をタップ。
2.「機能制限」をタップ。
3.App内課金をオフ。
これで設定は完了。
その3.子供に必要ないアプリの起動を制限
子どもにiPhoneを使わせる場合は、必要ないアプリを起動できないよう設定をオフにしておくのが安全です。特に買い物ができるアプリ「Amazon」や必要ない特定のSNSは子どもと相談して起動を制限することをお勧めします。
アプリの起動を制限する方法
1.ホーム画面から「設定」を選んで「一般」をタップ。
2.「機能制限」をタップ。
3.起動を制限するアプリを選択してオフ。
これで設定は完了。簡単ですね!
まとめ:子どもにスマートフォンを持たせるにおいて
以上で説明した対策は、
- 有害コンテンツをブロック
- アプリ課金の禁止
- 不要アプリの制限
に集約されていますが、おそらく子どもは大人が想像もできないような使い方をするでしょうから、一番大切なのは親子間での信頼だと思います。だから、普段からよく子どもと使用目的などを話し合って賢くスマートフォンと付き合っていけるよう導いてあげなければいけませんね。