iPhone 7 にも搭載されている新iOS「iOS 10」のリリースがついに開始されました。
その「iOS10」から、多くの人が毎日お世話になっているであろう時計アプリの中に新しい機能が追加されているのに気づいたでしょうか?
従来の時計アプリには「世界時計」「アラーム」「ストップウォッチ」「タイマー」の4つの地味な機能しかありませんでしたが、iOS 10 からは「ベッドタイム」なる新機能が追加。
どうやらこの機能の目的としては、安定した就寝と起床で適切な睡眠習慣を促し、生活のリズムを整え健康の要である「睡眠の質」を高めてくれるようです。
毎日寝る時間が中途半端に不規則で寝不足気味の私には興味津々な機能。
で、早速「ベッドタイム」を使ってみました!
健康は睡眠から「ベッドタイム」で安眠生活
それでは使い方を紹介。設定はとっても簡単です。
まず、ホーム画面から「時計」アプリをタップ。iOS 10の時計アプリは全体が刷新されて色もダーク基調で夜間などは目に優しそう。
新機能「ベッドタイム」はメニュー下から選択してタップ。するとベットタイムの紹介に続いて簡単な質問に答えていく形で設定を行うので「開始」をタップ。
次に起床時間を設定。
そして、土日など自分の都合に合わせてアラームをオフにする曜日を選択。
続いて、必要な睡眠時間を設定。
就寝時刻のリマインダーを設定。
目覚ましサウンドを9種類から選択。
最後に右上の「保存」をタップして完了。
簡単ですね!
「ベッドタイム」のここがイイ!
この「ベッドタイム」ただの目覚ましアラームではなくて設定した就寝時刻が近づくとリマインダーで通知して日々の睡眠時間のリズムが整うように促してくれるところがミソ。地味ですが習慣作りには重要なポイント。
目覚ましサウンドが秀逸
「目覚ましサウンド」はオプションより9種類から選べるのですが、徐々に音量が上がる感じで、快適な目覚めを与えてくれるサウンドクオリティの高さには驚かされます。
この目覚ましサウンドを聴いているだけでも癒やされますので全部聴き比べてみてください。
睡眠分析で履歴を確認
睡眠分析を行い自分の睡眠習慣を把握することができます。また「その他の履歴」をタップすることでヘルスケアアプリと連動して詳しい睡眠分析も可能に。
最近注目されている睡眠時計を使うことで、横になって寝るまでの就寝時間と実際に眠っている睡眠時間を分けて計測することもできますよ。
実は睡眠と健康には深い関わり合いがあり、睡眠不足は生活習慣病の原因ともされています。これを機に興味のある方はiPhoneと連動する睡眠計で健康管理を始めてもよいかもしれませんね。
iPhone対応の睡眠時計の種類はいくつかありますが、こちらの Fitbit Alta HR という製品が手頃な価格なのに高性能で有名。
「iOS 10」対応iPhone機種
ちなみに「ベッドタイム」が使える「iOS 10」の対応機種は次のiPhoneシリーズです。
- iPhone 7 / 7 Plus
- iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 5/5c/5s
まとめ
iOS 10 の時計アプリに追加された「ベッドタイム」機能をきっかけに睡眠への関心が一層に高まるような気がします。これを機に睡眠習慣を見直して毎日を健康に過ごしましょう!